新しくなったサーチコンソールの設定方法が知りたい!
プロパティの選択って何?ドメインとURLプレフィックスの違いって?
Google XML Sitemapsとの紐付けや使い方を知りたい!
新サーチコンソールの使い方についても簡単に知りたい!
こんな人に向けて今回は記事を書きました。
Search Console(サーチコンソール)が新しくなったことで、プロパティの選択でドメインとURLプレフィックスのどちらを選べばいいんだろうと疑問に思うと思います。
僕も迷いました。
サーチコーンソールって設定方法とか使い方が難しく思うと思うのですが、分かりやすく簡単に徹底解説したので、参考にしていただけると嬉しく思います。
サーチコーンソールとセットで使うべき、Google XML Sitemapsというプラグインについての説明もしていきます。
2020年5月22日に更新した最新情報です。
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新サーチコンソールの設定方法
新サーチコンソールの設定方法について見ていきたいと思います。
まずサーチコンソールのリンクへ入ります。
「今すぐ開始」ボタンをクリックします。
最初の人はこの画面になると思います。
以前にGoogleサーチコンソールに登録されたことがある人はこちらの画面になります。
最初の人(サーチコンソールが初めての人)はリンクから入ればドメインとプロパティの選択画面に入るのですが、1回サーチコンソールに登録されたことがある人はこの画面にはいかないと思います。
Googleサーチコンソールのホーム画面に戻るだけで自分もよくわからず戸惑っていました。
この画面に入るやり方は左上の自分のホームページの場所をクリックします。
すると1番下にプロパティの追加というところがあるのでそこをクリックします。
すると、ドメインとURLプレフィックスを選択する画面になります。
このドメインとURLプレフィックス何かわからないですよね。
簡単に説明すると、ドメインは大きな括りで管理ができるということ、URLプレフィックスは個別で管理する従来と同じ管理方法のこと。
図を見て貰えばわかると思いますが、主のドメインから派生するURLをまとめて管理できるのですね。
ドメインの方は例えば僕のtabivlog.comを登録したとするなら、taitoblog.com/how-to-business/のようなサブディレクトリも同じく管理ができます。
〇〇〇.tabivlog.comのようなサブドメインも一括で管理ができます。
1度登録すればtabivlog.comが主のドメインは一括りで管理ができるということですね。
URLプレフィックスの方は反対に、従来の個別で管理する方法です。
Googleアナリティクスと相性が良いのがこっちなので、どちらも設定していくのがおすすめですね。
結局はドメイン・URLプロパティの両方設定が良いと言うことになります。
ドメインプロパティの設定
まずは、ドメインプロパティの設定方法から行っていきます。
ドメインの方をクリックし自分のURLを入れます。
ここで注意しておきたいのが「https://」を入れずにドメインを入力しましょう。
ドメインは一括管理するので、https://入れずにhttps://〇〇〇.comの〇〇〇.comの部分だけを入力しましょう。
そして続行ボタンを押します。
次にドメインの入力が終わると、「DNSレコードでのドメイン所有権の確認」と呼ばれる画面が出てきます。
矢印で指している「TXTレコード」をコピーします。
1.2.3でやり方が書いてありますが、簡単に要約するとTXTレコードをコピーしサーバーに貼りつけ、所有権の確認をして終わりです。
要はTレコードを使って自分のドメインであることの所有権の確認をすると言う事ですね。
「DNSレコードでのドメイン所有権の確認」のそのまんまなので、そこまで難しく考えず、あせらずゆっくりとやりましょう
僕の場合はエックスサーバーなので、右上のログインボタンをクリックします。
サーバーパネルにログインします。
サーバーパネルの「DNSレコード設定」をクリックします。
自分の設定したいドメインを選択します。
「DNSレコード追加」ボタンをクリックします。
- ホスト名 空白(デフォルトのままでOK)
- 種別 TXT
- 内容 さっきコピーした「TXTレコード」を内容にペースト(貼り付け)します。
- 優先度 0 (デフォルトのままでOK)
- 確認画面に進む
確認画面になるので「追加する」ボタンをクリックします。
「〇〇〇.com」ドメインにて、DNSレコードの追加が完了しました。と出たら、OKです。
サーチコンソールで確認するために先ほどのサーチコンソールの画面に戻ります。
先ほどの画面に戻ったら、確認ボタンをクリックします。
この画面が出てくれば終了です!
よく、「所有権の証明ができませんでした」と出てくるのですが、安心してください。
注: DNS の変更が適用されるまでに時間がかかる場合があります。Search Console ですぐにレコードを確認できない場合は、1 日待ってからもう一度お試しください
と、サーチコンソールの確認画面に記載されているので、1日最高でも待ってください。
僕もこの表示が出てくるのと出てこないのがありましたが、所有権の証明ができなくても、10分程度で確認できました。
URLプレフィックスの設定
先ほどと同じやり方で、プロパティタイプの選択画面に入ります。
URLプレフィックスにhttps://を入れたものを入力します。
先ほどは、https://を入れていないものを入力しましたが、個別で管理する管理方法なので詳しく入力するということですね。
続行ボタンをクリックすると次の画面に移ります。
この画面になれば、プロパティに移動をクリックし、設定をクリックします。(ドメインで所有権の確認をしているため、この画面になることができます)
ドメインで所有権を確認していない人は違う画面が出てくると思います。
設定画面をクリックすると、このような画面になります。
プロパティ設定の「所有権の確認」をクリックします。
その他の確認方法の「HTMLタグ」をクリックします。
オレンジ色の線で消しているHTMLタグをコピーします。
WordPressの管理画面にログインします。
僕の場合はWordPressテーマ「JIN」を使っているので、<>HTMLタグ設定と呼ばれる場所の【head内】の場所に先ほどコピーしたものをペーストします。
変更を保存をおします。
WordPressテーマ「THE THOR」だと、オレンジ色の線で消している”〇〇〇〇〇〇〇〇”の〇〇〇〇〇〇〇〇の場所だけをコピーして外観→基本設定→アクセス解析設定→Googleサーチコンソールの場所に貼り付けます。
他のテーマでも「HTMLタグ」の貼り付け方はだいたい同じだと思うので、
「テーマの名前 サーチコンソール」などという感じで検索してみてください。
変更を保存した後に先ほどのサーチコンソール画面に入ります。
確認ボタンをクリックします。
この画面になれば、終了です!
Google XML Sitemapsの設定
続いて、「Google XML Sitemaps」の設定をしていきます。
自分のサイトをGoogleのクローラーに認知してもらうために大事なプラグインです。
こちらの記事で書いているので、確認してみて、設定が完了したらまたこちらの記事に戻ってきてください。
新サーチコンソールとGoogle XML Sitemapsの紐付け
sitemap.xmlをサーチコンソールのサイトマップに貼り付けて「成功しました」が出ればOK!
新サーチコンソールとGoogle XML Sitemapsを紐付けすることでクローラーに認知させることができます。
WordPressの管理画面に入ります。
設定→Google XML Sitemapsをクリックします。
基本的な設定の上にある、pingの結果と書かれているところの
「あなたのサイトマップのインデックスファイルのURL:https://tabivlog.com/sitemap.xml」
の「sitemap.xml」をコピーします。
ドメイン名の最後にあるsitemap.xmlというところですね。
次にサーチコンソールへ戻ります。
サーチコンソールのサイトマップをクリックします。
新しいサイトマップの追加と書いてある場所にサイトマップのURLを入力します。
先ほどのsitemap.xmlです。
「送信」ボタンをクリックします。
送信されたサイトマップの「ステータス」というところが「成功しました」になっていれば新サーチコンソールとGoogle XML Sitemapsの紐付けは終了です!
最初、「保留」や「失敗しました」になっているかもしれませんが、時間が経てば「成功しました」に変わっているのでそんなに心配しなくても大丈夫です。
時間が経っても「成功しました」にならない場合は、URLなどが間違っていないかなどを確かめ、最初から手順をやり直してみるといいかもしれません。
新サーチコンソールの使い方
常に使っていくのはURL検査、たまに検索結果や速度も見て改善していく
新サーチコンソールで使う主な物は、
- 旧「Fetch as Google」のURL検査
- 検索パフォーマンスの検索結果
- 拡張の速度
以上の3つが主に日々で確認するべき項目になります。
旧「Fetch as Google」のURL検査
Fetch as Googleは、以前のサーチコンソールで使っていた機能の名称です。
Fetch as Googleを使うことによってGoogleのクローラーに自分のブログの記事の更新を伝えることができます。
最初のサイトはサイトパワーがとても弱いため、上位表示する事はなかなかできません。
また、クローラーも回ってくる頻度が少ないため自ら自分のブログ記事を更新したと言うことを伝えなければずっと認識されないことになります。(いずれはクローラーが回ってきますが、頻度が遅いということですね)
その際に使うのがFetch as Googleと言うことです。
現在は新しくなりURL検査と言う項目に変わっています。
やり方は簡単です。
自分のクローラーに知らせたい記事のURLをコピーします。
サーチコンソールへアクセスします。
URL検索をクリック。
またはページ上部の【「https://〇〇〇.com/」内のすべてのURLを検査】をクリックし自分の更新したブログのURLを貼り付けます。
エンターキーを押してURLを検査します。
するとこのような画面になるので、「インデックス登録をリクエスト」というボタンをクリックします。
「公開URLをテスト」をクリックし、Googleに登録されたかどうかを確認することができます。
緑色のチェックマークが入れば大丈夫です。
時間が経って再度見に来てみると良いでしょう。
「URLはGoogleに登録できます」から→「URLはGoogleに登録されました」に変わっていると思います。
Googleに登録できなければ何らかの問題が発生しています。
サーチコンソールのエラー問題文を見てしっかり対処していきましょう。
検索パフォーマンスの検索結果
「検索パフォーマンス」をクリックするとそのサイトのクリック数や、合計表示回数、どんな検索キーワードで検索されたかなどお宝キーワードを見つけることもできます。
平均検索順位やCTRなども見れるためしっかりと確認して自分のブログサイトに活かしていけるといいですね。
自分の狙ったキーワードと違うキーワードで検索されていたら、またそのキーワードで別のまとめ記事を作ってあげるとSEO的にも良くなります。
ブログ記事の最適化にもつながります。
しっかりと対処してより良いブログサイトを構築していきましょう。
拡張の速度
まだあまりサイトのボリュームがなく検査できない時には、こちらの「PageSpeed Insights」がお勧めです。
サーチコンソールでも、自分のサイトのスピードを図ることができるのですが、こちらのサイトでも図ることができます。
様々な改善点が見つかると思うので、できるだけ対処してサイトのスピードを上げていきましょう。
スピードを上げることでSEO対策にもつながります。
Google XML Sitemapsの使い方
基本的にGoogle XML SitemapsはExclude Itemsしか使わないです。
ここでGoogleに表示したくない、含めないカテゴリーをチェックし、ブログ記事のカテゴリーを消すことができます。
ブログ投稿をする際に最初「未分類」というカテゴリーがデフォルトで入っているので邪魔ですよね。
もちろん、カテゴリー全体で表示したくない時にも使えます。
Googleに登録したくない個別記事もここで設定していきます。
個別の投稿記事のnoindexのやり方は以下の通りです。
まず投稿一覧ページにアクセスします。
投稿一覧ページの自分が表示させたくない投稿にカーソルを当てます。
すると左下に「post=〇〇」となっているところがあるのでそこが投稿別記事のIDです。
そのIDをコピーし先程のGoogle XML SitemapsのExclude Itemsの「投稿(個別記事)を含めない」に貼り付けます。
一番したの設定を更新をクリックします。
以上でGoogleへのnoindexが完了します。
Google XML Sitemapsの設定がしっかりできていない人はここもしっかりと反映されないので確認するようにしてください。
増やしていくには「 , 」で区切っていきます。
新サーチコンソールとGoogle XML Sitemapsのまとめ
新サーチコンソールとGoogle XML Sitemapsについて詳しくみていきました。
ブログ運営をやっていく上で欠かせない設定になります。
この後Googleアナリティクスにも登録していきます。
しっかりとブログの初期設定は忘れないようにしましょう。
特に気をつけるべき点として、新サーチコンソールでURL検査をすることを忘れずに、ブログ初心者の人はどんどん記事を書いていけるといいですね。